お茶が好き

みれすたが色んなゲームとか漫画とかのはなしします。それだけです。

夜廻

どうも、たまにはイカ以外のゲームもやるんですよってところで先日日本一ソフトウェアさんから発売された「夜廻」というゲームをプレイし、クリアしました。

トロフィーコンプまではまだしてませんが残り50時間プレイするのみとなっているため放置ゲー安定です。というかコンプまでやるか怪しいです。

 

個人的なブログなので個人的な総評をしたいと思ってます。100点満点での評価です。

※この段階ではネタバレ無しの評価となってます。

ストーリー:30点

はっきり言ってストーリーが不透明なままです。もうちょっと掘り下げても良かったのでは・・・。そういった意味では惜しい作品ですね。

雰囲気:85点

最序盤、本当に雰囲気がよくどこからどんな奴が来るんだ?と中々にホラーな雰囲気が出てました。ただ、どんなホラーでも慣れというのはあるもので慣れてからは結構街が広いため面倒に感じることもしばしば。

その他:50点

BGMは良いです。まぁわりとBGMとかに関しては何でも良いモノと感じてしまいますが。

難易度は途中から高くなってきます。3章の辺りからですね。

トロフィーは若干運が絡んでくるのでリセマラに近いことをする必要があります。

移動関連はホラゲの面倒くさい筆頭ですがこのゲームはある程度は楽です。あくまでもある程度。

ボリュームに関しては、正直物足りないかなという印象ですがただこれ以上ダラダラ続けられても面倒くさいだけかなとも思います。

総評:70点

まぁまぁ良かったです。特に中盤まではいい感じにストーリーも不透明、街の探索も楽しい、全体的にドキドキワクワクする感じでした。

しかし最初に書いてあるように結局ストーリーは謎多きまま(あるいは考察できる部分が多いと捉えることも可能ですが)でそこだけが残念な点ですね。

あとは5000円出すにはボリューム不足という感。トロコンの一番難しいのが50時間起動(トロフィーは隠し無しなのでネタバレではない)という時点で察してくださいというような時間しかかかりません。(11/01時点で0.1%)

とはいえ全体的な雰囲気などは本当に良かったためゲーム自体はオススメしたいです。

このゲームにいくらなら出せるかって言われたら3500円くらいかなという感じなので大体3000円前後なら買っていいと思います。

 

とりあえずネタバレ無しの総評はこれくらいです。この先はネタバレを含む内容となるので嫌な方は回れ右でお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけでやってきましたネタバレマン。

ここからは問答無用でネタバレしていきます。

 

なんでストーリー評価があんなに低いのかというと各章ごとに色々追って話していきます。

1章(チュートリアル

まず犬の扱いについて。いきなりあの車に轢かれる展開。これ自体はまぁまだ許せるような許せないようなって感じです。ホラーだからやってたときはあまり深く考えてませんでした。まぁゲームだから・・・ってツッコミで終わるようなレベルの疑問だからこれに関しては流しましょう。

その後しばらくストーリー進めて最初に空き地でおねえちゃんと出会うときがこれまた不可解。なんでおねえちゃんはあの時に何があっても目を開けちゃダメと言ったのか。そしてなぜ何も伝えずにそのまま去ってしまったのか、連れ去られた(後述)ならわかるのですが・・・。(公園から出る際にワシャワシャしてるやつが登場するし回避方法を教えるチュートリアル的な立ち位置なのはわかるのですがそれにしたって突然いなくなりすぎです。流石に主人公が可哀想です。)

おねえちゃんの靴が学校にあるせいで色々と不思議なのですよね。空き地で出会った時に既に裸足になっているのであれば理解は出来るんですがそんな描写無いですしお寿司。

学校→空き地→ヨマワリさんにさらわれる→工場→トンネルの向こう側という√なのかなぁ・・・。

と書いてて思ったんですがヨマワリさんに攫われたあたりで靴が脱げてそれを人面犬が学校まで運んだのではないかと思いました。これならあまり無理が無いかなと。

追記:やり直してみたらなんか物音してるしヨマワリさんに攫われたってことで良さ気な気がしました。

2章(学校)

ここはあまり疑問はないです。

3章(田んぼ)

あの死体どっからどう見てもみちなりの場所に落ちとるやんけ!

まぁこれに関してはどうせあのワープヘドロウーマンが頑張ってたってことでいいです。特に掘り下げることでもないかなと。

4章(寺)

ここの終わり際ですね。あの存在しないはずの電車に轢かれそうになった時に犬が吠えて何事もなかった!というやつです。この描写本当に必要だった?って感じです。犬が守ってくれた!見守っててくれてるんだ!っていう話?それにしたってなんか釈然としない。

5章(商店街)

ここも腑に落ちない点があります。

塩を取りに来たあのマジックハンド君。彼はなんなのでしょうか。

こいつに関してはなんなのか全くわからないです。ラストの敵の下っ端なのはわかるのですがなんで塩を普通に揉み消せるのかがわからないしなぜその行為をしたのかも謎です。

とりあえずこの行為をすることから類推するにあの手のやつは元々悪意があってその行動をしてるとしか思えない。じゃあなぜ主人公にそのヘイトが集まっているのかというのも不明。色々夜な夜な動きまわってるから生け贄としてって事なんですかね。。

とにかく不透明。考察は出来るけどなんとも納得しきれない何かがある。

6章(工場)

ヨマワリさん登場。まぁこいつは良いでしょう。一応その後も普通にあのタイミングでヨマワリさん出てきたりするし。

工場にいる化物、こいつの存在がワカラナイ。あと子供がよく誘拐されてたんだかなんだかって話もあったような気がするけどこれに関してはその辺に浮遊霊がたくさんいるしこいつらがその子どもたちって解釈で良いかな。特にあの横切ると追っかけてくる影とか子供っぽいし。

ただあの化物一体何なんですかね。動作とか最後の終わり方を見るに普通に質量のある存在なのは間違いないので物体として存在しているってことなんですよね。

その時点で結構あの街ヤバい(ヤバい)

一応ここでおねえちゃんのお守りを手に入れるのでここにおねえちゃんがキたのは間違いないんですがここからなぜ、何者によって連れ去られたのか。これがまたワカラナイ。

このステージをやってる時はあのマジックハンド君いなかったし。運んでる途中だったとかかな?

7章(トンネルの向こう側)

はい、一応詰めなんですがまずいきなりあの化物と手の抗争が始まるんですね。

これなんなんでしょう。あそこでぶつかり合いをするってことは普通に敵対してるんだよね?お互い質量あるっぽいしなんなんでしょうね。これ。

だからあの化物は別勢力ってことなんでしょう。だから手がいなかったのかなぁと思うけどもならおねえちゃん誰に運ばれたんだって話ですよ。これもイミワカラン!

んでこれ一番の疑問点。あのお守りはなんですか?!?!?!?なんでそんな退魔の効果を持つお守りをおねえちゃんが持ってるんですか?!あのお守りホントになんなんだ・・・。

まぁ都合の良い便利アイテム君はゲームだからしょうがない(しょうがなくない)です。

というわけでラスボスなんですが、こいつはなんとなくわかるんです。あの顔の構成も考えて今まで生贄に捧げられてた人たちで構成されてるような存在ですしクリア後おねえちゃんから昔奉られてたという話をされたのでこれはおそらく祟りを恐れて~って話なんでしょうね。んでその辺にいる浮遊霊はおそらくこいつの生贄になった存在なんじゃないかなぁと。

まぁそんな描写無いんですけどね!とはいえ無理やりあの量の浮遊霊を考えるならこれしかないし、夜他の人が全くいない理由としてはヨマワリさんとか昔からの掟的なモノなんじゃないかなぁと。とはいえあそこまで栄えてる(コンビニ+商店街→モールが出来る程度)のでそんなん関係ない連中も多いと思うんですけどゲームだからネ。

はい、その後のエピローグ。これもまた疑問。

まずラスボスが最後現れてビューンってなんかやってな、その後主人公の目がパァニするんですがこれわからんよね。なんなん?呪い?祟り?ラスボス付近の敵は目が特徴的だったからやっぱりそういう力が働いたのかなぁ?

 

全体的にはこんな感じ。腑に落ちない点、疑問点が多すぎる。後半にならないと手は出てこないからこれまた謎。

まぁゲームだからあんまり深く考えなくても良いような気がするけどこれはいくらなんでも謎が多すぎる。

人がいない理由を逢魔が時のようなもので、陰の方だとしてもそのなかに数日間も閉じ込められて・・・ってなってしまうんですよねぇ。

まぁ一週しかしてないから実は見落としてました!みたいなのとか結構ありそうですけどね。

 

とりあえずそんなゲームでしたということです。結構ストーリーに関しては酷評してますけど雰囲気はホントに良かったので細かいこと気にしないでやればかなり満足できるのではないでしょうか。後半は細かい所気にしなくても気になりそうなもんですけどね(笑)

 

そんな感じで今回はここまで。